コラム - 上場企業における『Google Analytics』の導入状況調査 2013年8月 64%の企業がGoogle Analyticsを導入済み | Nexal
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上場企業における『Google Analytics』の導入状況調査 2013年8月 64%の企業がGoogle Analyticsを導入済み

こんにちは。ニコライです。

今回私は、下記の要綱で上場企業のGoogle Analytics導入状況を調査してみました。非常に興味深い結果が得られたので、ご報告したいと思います。

1. 調査期間 : 2013年7月~8月
2. 調査対象 : 東証/札証/大証/福証/名証/ジャスダック/マザーズ に上場する3564社のコーポレートサイト
3. 調査方法 : 独自プログラムを用いたWebサイトクローリングによるソースコード調査

 

上場企業の64%がGoogle Analyticsを導入済み

2013年8月時点で、上場企業の64%にあたる2272社がGoogle Analyticsを導入していることがわかりました。

無料とはいえ、導入率の高さに驚きました。最近では、制作会社様が”制作の次”の提案(運用とか効果測定とか)に繋げるために、サイト制作時に標準で実装してくれるケースも増えてきたことも普及に一役買っているのかもしれません。ただ、デフォルトでついてくるものには”ありがたみ”を感じにくいせいか、標準実装されている企業様ほどGoogle Analyticsを活用なさっていないことが多いように感じます。これは突飛なケースですが、私がお会いしたWeb担当者様の中には、自社サイトにGoogle Analyticsが導入済みであることを(導入後しばらく)ご存知なかった方もおられました。

担当者様 「うちもそろそろGoogle Analyticsを導入しようと思ってるんだ。」
ニコライ 「御社のWebサイト、もう導入されてますよ。」
担当者様 「・・・・」
ニコライ 「・・・・」
担当者様 「誰が入れたの?」
ニコライ 「わかりかねます」

導入するだけでなく、是非日々の改善に活かしていけたらいいですね。

 

全ての業界でGoogleAnalyticsの導入が進んでいる

下記は業界別に導入状況をまとめたものです。目立って導入比率が低い業界はなく、全ての業界で5割以上の企業が導入済みです。

いわゆるIT系の企業だけでなく、様々な業種の企業様で導入が進んでいる点は分析屋の一人として嬉しい限りです。ただ、個人的には「保険業」や「銀行業」などの金融業界での導入比率が高い点が驚きでした。金融系の企業様では自社のデータが外部に貯まることを敬遠されることから、アクセス解析はASP型ではなく生ログベースのツールを利用されているケースが多かったためです(社内のサーバに貯まったログを社内のサーバで処理するというポリシー)。担当者様とお打合せをしていても「お奨めの解析ツールありますか? ただしGAとサイカタ以外で」みたいな会話が出るくらい、一時期ASP型は敬遠されていたのですが、最近は状況が変わったみたいですね。

 

8.3%の企業サイトには、未だUrchinタグが実装されている

下記はGoogle Analytics導入済み企業を、実装されているタグ種類別に集計したものです。尚、1つの企業サイトで複数のタグが混在するケースがあるため、タグ種類別の合計とGoogle Analyticsの導入企業数は一致しません。

296社のWebサイトには古いバージョンのタグ(Urchin.js)が残っている状態です。古いタグといってもある程度の解析データは閲覧できるようなので、切り替えに踏み切れていない企業様が多いのだと思います。特にCMSを導入していない企業様では、ページ数が多いとタグの貼り換えが気軽にできないという事情もあるかと思いますが、できるだけ最新のトラッキングコードを利用することが望ましいですね。Googleさんも推奨してますし。

 

Appendix:SiteCatalystは全体の2.6%-93社が導入済み

調査の一環でSiteCatalystの導入状況も併せて調査したところ、93社のWebサイトに導入されていることが確認されました。このうち、Google Analyticsと併用している企業は54社あります。色々なお客様から状況をお聞きしていると、併用するケースには大きく3つのパターンがあるように思います。

サイト単位に解析ツールを替えている
コーポレートサイトとマイクロサイトで解析ツールをわけているケース。コーポレートサイトと同じドメインを使って、ディレクトリ配下にマイクロサイトを設置している企業様では、前者にSiteCatalyst、後者にGoogle Analyticsといった使い分けをしている企業様も多いようです。

②『Google Analytics』→『SiteCatalyst』に変更予定
解析のステップアップとして、無料ツールから有料ツールへ切り替えるケース。「エクセルクライアントを用いた高度な解析をしたい」等、集計・分析のステップアップとしてSiteCatalystを選択される担当者様が多いようです。新しい運用が軌道に乗るまで、Google Analyticsを並行で利用しているようです。

③『SiteCatalyst』→『Google Analytics』に変更予定
SiteCatalystを使いこなせなかった担当者様が乗り換え先としてGoogle Analyticsを選択されるケース。機能性やカスタマイズ性に惹かれてSiteCatalystを選択したものの、結局PVとセッションを確認するくらいしか活用できなかった企業様が、運用コスト削減のため無料ツールへの置き換えを図っているようです。こうした企業様ではSiteCatalystのタグを外す前に、試験的にGoogle Analyticsを導入することがあるようです。Site Catalystの代理店は、クライアントサイトにGAタグが貼られていないか注視したほうがよいでね。

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※「SiteCatalyst」は、アドビシステムズ社の商標です。
※「Google Analytics」は、Google Inc.の商標です。




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