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Nexalコラム

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Web上での行動心理②

今日は、ある携帯コンテンツを開発・運用している企業に訪問した。
携帯も着歌や、着メロ、ゲームや占い、その他アプリなどのASPサービスといろいろあり、PC-Webでの役割と、若干コンセプトや目的が変わる。

PCサイトと携帯サイト、両方運用している某ecサイトで見てみると、PCでのアクセスのピークは22-23時台、携帯サイトでのアクセスのピークは23-24時台という傾向がある。
23時くらいまでPCでネットを見て風呂に入り、23時過ぎから寝る前に携帯を見るという習慣が垣間見える。つまり、メールキャンペーンを行うには、22時台のPCでアクセスの多かった商品を選び、23時台のメール配信でキャンペーンを行う方が、日中メールを送るより、効果があると考えられる。

商品によっては変わるが、某ブランド企業での実績として、ブランド特製ぬいぐるみを10名だけに販売することにしたが、PCでのメール配信時にほとんど反応がなかった。それを時間帯のユーザ行動にあわせ、7時-8時台の通勤時間を狙って、20代女性に携帯メール配信を行った所、たった1時間の間に売り切れてしまった。

恐らく電車に乗っている最中に注文したことになる。

話を元に戻すが、コンテンツを開発している会社も様々なユーザ行動を解析していることだろう。

1.コンテンツ内の戻るをクリックするより、携帯の戻る操作を行う人の方が○%多い
2.次へ→クリックする率は、1ページ目と2ページ目では、○%ダウンする
3.何ミリ1ページ目から画像が隠れると、そこからの離脱が○%ダウンする
など、詳細なメジャメント(指標である)を持っている。

このような指標は、コンテンツを開発する際には、重要であるが、売上向上、会員登録率向上などといったモバイルマーケティングの話になるとまた別の指標が必要になってくる。携帯の世界も最近は面白くなってきた。




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