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Nexalコラム

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大阪出張(大手携帯コンテンツ解析)

先週、大阪へ行き携帯コンテンツを開発している企業へ訪問した。ここ最近、携帯の動線解析やリスティング広告の効果測定などPCでは当たり前の解析ができずに困っている企業が多い。
携帯サイトでも解析のニーズが増えてきていると思われるが、要件が深くなってくると、やはりサイトの方にもある程度手を加える必要もある。
携帯サイトを解析できるツールは今年になり、いろいろと出てきてはいるが、どのツールにも良し悪し不得意はある。

1クリック目のアクセスがあった際に、応答ヘッダにパラメータを付け、2クリック目からの動線については追えるような仕組みが最近は多い。(プロキシ型、またはサーバエージェント型と言われるツールだ)
しかし、これでは1クリック目が分からず訪問数は取れても、再来訪は解析できない。

他に個体識別番号をセッションのキーとして追った場合、ドコモはsslになった際には解析できず、別セッションになってしまう。また、高レベルの要件例で、会員なのか非会員なのかによって動線解析したいとなると、個体識別番号のマスタテーブルと常に参照するなどし、応答ヘッダの中に会員か非会員かのパラメータを持たせるようなコンテンツに変換しないと解析できない。(逆に言えば、コンテンツに手を加えればそこまで解析が可能)

今回のユーザでは、ダウンロード数を広告パラメータ(広告別)毎にコンバージョン数を正確に知りたいという要件であった。また、あるカテゴリの商品についてのリクエスト数も取りたいとのこと。
これはすぐにでも可能だ。

携帯解析の要件は、まだまだレベルが低いことが多いが、レベルが低くともPCと同じように測定データを出すツールが、完成していないことにも依存する。
ドコモのレファラ情報は公開して欲しいものだ。ドコモに行ってお願いでもしてこようか。。。




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