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Nexalコラム

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アクセス解析の先駆者達(懐しきログDAY)

現在、無料のアクセス解析ツールの普及も広まり、「アクセス解析」または 「アクセスログ解析」と言って、何のことか知らない人は少なくなった。
解析ツールのノウハウ本も多く出版され、アクセス解析イニシアチブ団体もでき、 ツールの活用も浸透しつつある。 ネット上でアクセス解析について語る人、CGM内でノウハウを提供する人もかなり 増えてきたと感じる。
しかし少し遡ってみると、アクセス解析の先駆者は、恐らく2004年の6月9日に開催された 69dayに参加していたツールベンダーの方々だと思う。(私もその中の一人だったが・・・) ログデイから、アクセス解析カンファレンスと名を変え、年2回開催、合計5・6回は 開催された記憶がある。
また、2005年第4回目の取り組みで、同じサイトを全ツールで一斉に解析すると、 どの程度数字に差異が出るか、検証した内容は画期的なイベントだったと思う。 当時、かなりの注目を浴びていた。
特に、当時タグベースがメインだった製品に関しては、正当に評価するために どのようにタグを並列で埋め込むかの議論が、とても印象に残っている。
※InternetWatchに当時のレポートがまだ掲載されていた。 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2005/11/28/10000.html (2005年に、あの300名の会場で、壇上に上がっていた人を集めたら、きっと 面白い議論ができるのではないかと思う。)
今はなき、旧クリエーターズネットさんが、ツールベンダー各社に声を掛け、足並みを 上手に揃えていた。菅原氏のド・オレンジの髪色に、驚いた人も多かったと思う。(笑) 当時は、アクセス解析を広めようと、皆一致団結で進めていた雰囲気が感じられた。
2004年の6月9日、第1回目から参加していた解析ツールベンダーは ・WebTrends ・Visionalist ・SiteCensus ・SiteTracker ・Sibulla ・Urchin ・ClickTracks ・RTmetrics
2003年頃まで、アクセス解析ツールといえば、上記くらいしか無かった。 解析とは何か、何をするためのものか、どんなことが分かるのか、など 各社は、啓蒙活動に近い営業スタイルだったと思う。
途中から ・SiteCatalyst ・AdPlan ・Ebis ・GEOLOG for Apache ・xFeed ・らくらくログ解析 が参加したように記憶している。(違っていたらゴメンナサイ)
2004年、2005年に解析ツールベンダーにいた方々の、その後の動きを見ていると、 同じ業界に転職したり、それぞれ本を執筆していたり、講演されていたり、やはり 今でも業界の先端にいる方が多い。
また、資本関係も随分変わり、開発元や販売元の企業が変更になっていたりする。 今は、解析マーケットも広がり、様々な人材が出てきているが、実はとても狭い世界だという ことが分かる。
個人的には、当時ツールベンダーにいた方々を集めて、オフ会を開催したいと思う。 マーケットの動きと共に、環境や顧客の意識がどう変化したのか、情報を共有化したいですね。




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