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CASE STUDYSiteTrackerを利用した、Webサイト現状分析とオンライン広告効果検証

業種 / 製造化粧品
部門 / 広報部

ご相談内容/背景

勘頼みの広告出稿が手詰まりに
自社商品を販売するECサイトを運営しています。売上拡大のために様々なキャンペーンや広告出稿を行ってきましたが、リソースやノウハウ不足からアクセスデータをもとに効果検証を行ったことがありません。これまでは担当者の肌感覚で施策の良しあしを直感的に決めていましたが、複数の施策を同時並行で実施するようになってから、効果の判断が非常に難しくなりました。
スキル不足で解析ツールは使いこなせず
このままではいけないと、アクセス解析ツール「SiteTracker」を導入したものの、PVくらいしかモニタリングできておらず、ほとんどツールを使いこなせていない状態です。ツールを使えばどんなデータも一目瞭然かと思っていましたが、「上位入口ページ」などを見ても、なにが問題なのかわかりません。キャンペーンや広告を施策別に評価するとともに、現状のWebサイトにどのような問題があって、どう改善すべきなのかを教えてほしいです。
サイト改善のための具体的なアクションを起こしたい
現状のWebサイトは「なんとなく使い勝手が悪い気がしています」が、どこがどう悪いのか、具体的に示すことができません。そのため情シス部門やWeb制作会社と話をしても噛み合わないことが多く、改善したいのに具体的なアクションが起こせない状態です。専門家の視点から、現状の問題点と具体的な解決策を示してほしいです。

コンサルティング内容

出稿媒体別に広告効果を可視化
導入しているアクセス解析ツール「SiteTracker」のバージョンが古く、またツールの設定が不十分であるなど、様々な弊害がありましたが、流入元情報をもとに出稿媒体別の流入数や売上への貢献度を整理しました。
ユーザビリティの課題を抽出
Webサイトに来訪してから購買に至るまでの主要な経路を分析。Webサイトのセオリーに反するインタフェースや機能・コンテンツを洗い出すとともに、離脱率や遷移率などのアクセスデータからも検証を行いました。

成果

施策別に広告効果を可視化できたことで、新たな運用の課題を見つけることができました。これまで広告といえば単純に多くのユーザを集めることだけにフォーカスしていましたが、「どんなユーザを集客するか」という施策ごとのゴール設定が重要であることを認識できたことで、キャンペーンや広告出稿の企画自体を見直すきっかけとなりました。Webサイトの使い勝手についても、課題抽出はもちろん、改善のための具体例も提示してもらえたことで、制作会社と共通 認識をもって議論できるようになりました。
期間・規模 3ヶ月
コンサルティングの流れ
PHASE01
ヒアリング
出稿した広告の種類や内容、キャンペーン施策、定期発行しているメルマガなど、マーケティング施策について確認させて頂きました。
PHASE02
サイト構造確認
Webサイトのドメインやコンテンツ構造、特にパラメータ管理されているURLなど、アクセス解析に必要な諸条件を情報システム部門のご担当者様と確認しました。
PHASE03
分析・報告
回遊状況やカート投入率などのアクセス状況やヒューリスティックな課題抽出の結果から課題を整理し、改善提案をまとめました。
項目抜粋 コンサルティングレポート目次(一部)を抜粋
  • 5つの視点によるアクセス解析診断項目
  • 定量分析によるパフォーマンス状況
  • 外部流入元分析
  • 訪問回数分布
  • 訪問者の来訪状況分析
  • ユーザの季節別閲覧経路分析
  • ユーザの滞在時間分析
※全30ページ

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