コラム - 2011年の記事一覧 | Nexal
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2011年 の記事

リードナーチャリング勉強会(ver2012新年)開催案内

*******後日追記**********************************************************
ver2012年新年の開催内容を垣間見たい方は、twitterのまとめをご覧ください。
http://togetter.com/li/244176  @SuiJackDoさんにまとめて頂きました。
※次回は夏を予定しております。もう少し時間を長めに設定しようと思います。
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皆様、長らくお待たせいたしました。リードナーチャリング勉強会2012新年バージョンとして1月に開催いたします。今年は下期から、イベントや展示会、各社セミナーなど目白押しで、日程の余裕がございませんでしたが、心新たに年明けに開催いたします。

サブタイトルは、~業界動向と今後の予測~です。
■ 開催要項
日時  :2012年1月19日(木) 18:00受付開始、18:30スタート、21:00終了、21:30撤収
参加費 :5,000円/人(税込) 飲食込  (※当日受付にて領収書を発行いたします)
定員   :80名様迄 (※お早目にお申し込みください)
会場  :caspa銀座 東京都中央区銀座5-5-14 GINZA GATES 11F
※Googlemapは一番下に掲載
■ 対象
1. 一般企業のマーケティング部門、営業企画・販売推進部門、Web担当者様
2. Web制作会社、広告代理店、SIPS系企業様
3. リードマネジメント、リードナーチャリング施策として提供可能なツールやソリューションを有するベンダー様
※個人事業主および個人参加は不可とさせていただきます。
※当日、受付にてお名刺をご用意ください。
※定員を超える申込があった場合、上記1.のお客様を優先させていただくか、1社あたりの参加人数を 制限させていただくことがあります。
※メディア取材は歓迎いたします。
■ 当日のスケジュール

18:00 受付開始
18:30~
1時間講演(Nexal上島から)
 ・2011年の振り返り
 ・米国企業視察報告
 ・リードマネジメント、リードナーチャリング系ベンダー各社の動向
 ・マーケティング・オートメーション業界の動向と今後の予測
 ・言葉の定義と具体的な話:ナーチャリング・シナリオと設計について
19:30~
パネルディスカッション
テーマ1:業界別の取組み動向(自動車/製造/IT/不動産/生損保/製薬/メディアなど)
テーマ2:運用における各課題(組織、運用体制、パーミッションなど)
テーマ3:ベンダー同士の情報交換
20:30~
新年会&交流会&懇親会&相談会 (フリータイム)
21:30 終了のご挨拶

※参加型の勉強会のため、上記内容は参加企業様の業種や、会場の盛り上がり状況によって  変更になることがあります。何卒ご了承ください。
※USTREAMでの配信は行いません。是非、会場までお越しください。
※当日のtwitterハッシュタグは、#lnoff です。
■ お申込み方法
1:以下のフォームから予約をお願いいたします。
お申込みフォーム(締め切りました)
(2:以前参加されたことのある方は、メールにて直接ご連絡頂いても結構です)
宛先: lead-n ”アットマーク” nexal.jp
内容: 参加者の企業名、氏名、メルアド
■ 勉強会について
この勉強会は、日本初の著書
「~Web来訪者を顧客に育てる~リードナーチャリング 出版:日経BPコンサルティング」
の著者:上島(Nexal)が開催する草の根的な勉強会の場になります。
一般企業のマーケ担当者、販売推進担当者からWeb制作会社、各種ツールやITベンダーまで
・リードナーチャリングについて勉強できる場
・言葉の意味や定義、手法、失敗含めた事例を共有する場
・肩肘張らずに聞きたいことを聴ける場
・売り込み目的はでなく、自由に議論できる交流の場
として非定期に開催しています。(目標:年2回程度)

勉強会Facebookアカウント:http://www.facebook.com/LeadNurturingStudy
勉強会twitter アカウント:http://twitter.com/lead_nurturin

過去実施した勉強会について以下に記載します。
【ver2010夏】:2010年7月 参加者35社50名 ※リードの定義や参加者意識
【ver2010秋】:2010年11月 参加者36社60名 ※各社失敗談持ち寄り
【ver2011春】:2011年5月 参加者69社89名 ※スコアリングやコンテクスト
【ver2012新年】:今回のご案内

■ 会場地図
住所:東京都中央区銀座5-5-14 GINZA GATES 11F
※マツキヨの横、並木通りを入って50m先の左
行き方:地下鉄銀座「B5」出口徒歩1分、有楽町、日比谷駅から徒歩4分、
東京八重洲からタクシー1,000円
大きな地図で見る
★久しぶりに、皆様にお会いできることを楽しみにしております。

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業界用語や組織名称

カットオーバー、サイトオープン、サービスイン、ローンチ・・・

ほぼ似たような意味だが、使っている言葉でどの業界人またはベースがどこか
分かってしまうから面白い。

以前も開発の違いによって使う言葉が異なる話を記載したこともあるが、
2009.01.22, Web製作工程とシステム開発工程

バランサ、レイヤー、トラフィックという言葉を使う人【インフラ系】
モック、プロト、テストという言葉を使う人       【開発系】
ワイヤー、IAという言葉を使う人            【Web製作系】
imp、CTR、CTAなど3文字用語を連発する人   【ネット広告系】
セッション、UUという言葉を使いjsに詳しい人    【解析系】
見込み、確度、受注という日本語を多く使う人    【営業系】

それぞれ出身業界や背景も異なるため、横串でプロジェクト体制を作る際には
使用する言葉の定義から必要となる。上記をまるっとIT業界とした場合でも、
組織によって使う言葉がバラバラである。

他に製造や製薬、精密機器などのメーカーなど業界内で使われる独特の
言葉は存在する。他の業界が聞いたら、何それ?と思うこともよくある。

また、組織名に関しても業界に応じて分類できることが多く、様々な業界を注意深く
見ていると違いがあって興味深い。

マーケティングを担う組織名は
日本語では、広報宣伝部、市場開発(開拓)部、販売推進(促進)部、商品開発部、事業開発部
横文字では、ネット推進部、ブランド戦略部、サービス開発部
素直に、マーケティング部とする企業も多くなってきた。
※ただし、何でも組織になってしまいミッションが曖昧な企業も多い

最近、組織名を公開しない企業も増えてきている。組織体制は一種の企業戦略に関わるため、
業界によってはWebには掲載せず、機密情報とする企業もあるくらいだ。
または母体が大き過ぎて、社内でも把握できていない(一般社員では分からない)という企業も
今まであった。

皆さんも、各社に訪問または交流する際、組織名や使っている独自の言葉など
確認してみてはいかがでしょうか。違いが発見できて、目から鱗情報もあるかもしれません。



※上記内容の無断転用掲載・酷似記事の出稿はお断りいたします。
※上記を利用する場合は「(株)Nexal提供」と必ず記載ください。
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Rtoasterのスコアリングエンジンを使ったナーチャリング

スコアリングエンジンと聞くと何だか難しそう、、と思われる方も多いようだ。
もともとはBIやDWH、DataMiningといった統計処理や分析・解析を専門的に行うSIerやDBベンダーなどが中心に実施、または行っている内容で、予測やモニタリング担当者以外、、、特にマーケティングの方々が簡単に使えるような代物ではなかったからだ。
リードマネジメントやリードナーチャリングの仕組みには、数万件ある「ハウスリスト」
つまりはリード情報からターゲットにしたい顧客を抽出したり
ナーチャリング・シナリオの中で、反応に応じて絞り込んだり(リード・クオリフィケーション)、
スコアリングの概念が取り入られることが多くなってきた。

単なる1(イチ)か0(ゼロ)かの判別であって、重み付けはしないとしても、データ処理の考え方はスコアリング・エンジンで処理できてしまう。
比較的簡単に導入ができる、ブレインパッド社の(先月上場しましたネ!)Rtoasterの機能、スコアリングエンジンを使って、リード抽出の条件設定をBtoCで検証した例が数件あったので、記載できる範囲でブログに紹介しようと思う。

Rtoasterと言えば、http://www.rtoaster.com/レコメンドツールとして販売されてるが、①レコメンドのルール設定の部分と②スコアリング処理のルール設定が分かれているため、顧客単位に行動データをスコアリング(行動結果を項目に応じて加算)する比較的簡単なツールでもある。
※リード管理用に、管理画面は提供されていませんが、ローデータとして残せる。
※Saas版とオンプレミスと、どちらの導入も確か可能。詳細は直接ブレインさんに確認して下さい。
(独り言:本当は、GoogleAnalyticsのカスタム変数の機能に、スコアリング機能がついていると
素晴らしいと思うが、、、解析ツールの枠を出ないため、そこまでのバージョンアップを期待する
のは早いかも・・・是非ご検討を!)

BtoBのリード・ナーチャリングの場合は、既に獲得したリード情報を元にナーチャリング・シナリオを走らせることが多いので、絞込条件の情報項目数は多いと考えられる。
各社のリード情報を定義すると、共通化できるリード情報はほぼどの業種も似たような項目になっている。個別のリード情報に関しては、業界や業種、取り扱い商材によって項目が分類される。
しかしBtoCの場合、契約までに必要な情報を集めるためには、お客様に各種フォームに情報を入力してもらわないとならず、絞込条件として未取得の情報は使うことができない。(当たり前の話ですが・・・)

また、コンバージョンが少ないサイト程、これらの情報を集めてからナーチャリング・・・など悠長なことを言っていられないため、フォームを通過する前のCookie単位の行動をスコアリングしておき、どこまで顧客が醸成されたかを判断するという検証である。
または資料請求など簡単なリード情報だけを集めておき、ナーチャリングしながら徐々にリード情報を集めていくという手法もある。
どちらの手法を取るにせよ、顧客の属性情報からカテゴリが分けられない場合に、特定の行動を取る人は、どこまでのナーチャリング度(醸成度、見込み度、検討度合)なのかを判定することは可能だ。
この検証を行うには、コンテンツの整理と現状の分析から傾向を読み取っておくことが重要になる。つまりコンバージョンする人としない人(成約に結び付いた人と、つかなかった人)の、サイトの間接的な接触行動を傾向として調査しておくことが前提となる。

また、検討がまだ浅い人のコンテンツ相関、検討が進んでいる人のコンテンツ相関分析が先に終わっていると、ナーチャリングシナリオは描きやすく検証もしやすい。
ナーチャリングと言うと、電話とメールの手段の組み合わせじゃないか、と思われる方々が多いが、実はコンテンツと自社メディアへの接触頻度を抑えた上でシナリオを作らないと、日々電話が来る、日々メールが送られると言った、嫌がらせマーケティングになってしまい兼ねない。
以前本にも書いたが、対面で行っている営業のやり取り、押しと引き、エサと観察、この人間工学的なシナリオを作らないと、お客様との関係を中長期でつなぐことはできないのである。

話を戻すとRtoasterを使ってみたが、何をしたら良いのか困っている企業もいると思われるので、今度ブレインさんと、ノウハウセミナーでも開催しようか検討している。

※上記内容の無断転用掲載・酷似記事の出稿はお断りいたします。
※上記を利用する場合は「(株)Nexal提供」と必ず記載ください。

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デジタルサイネ―ジにおける管理指標

ネット内の行動データと、リアルの行動データ、様々なシーンでこれらのデータの組み合わせ解析が増えてきた。今日はデジタルサイネ―ジにおける指標やデータについてまとめておきたいと思う。

まず、様々なメディアレップから提供されるデータは以下のとおり。

交通機関系 流通・チェーンストア系 ロードサイド系
・通行量
(平日・土日祝日)
・施設利用者数
・通行者属性
(職業・年齢)
・接触(視認)率、注目率
・通行量
(平日・土日祝日)
・施設利用者数
・店舗利用者属性(POS)
・接触(視認)率、注目率
・通行量
(平日・土日」祝日)
・施設利用者数
・通行者属性
(職業・年齢)

デジタルサイネージのハードについては、時間帯に応じて表示するだけのものから、
カメラやFeliカ端末までついており、細かなデータまで取得することのできるものまで
値段は様々ある。
効果測定の視点から、どのようなデータが取得できるのかを以下に例を記載するする。
・視聴数         ※カメラ
・視聴(体験)時間   ※カメラ
・視聴タイミング    ※カメラ
・接触者属性(性別、年齢)※カメラ
・視聴態度(態度変容)※Felica端末、特定検索ワード および電話番号への接触
・態度変容タイミング
これらのデータを掛け合わせ、様々なクロスメディア分析を実施する。
デジタルサイネージは行動誘導や、購買誘導に直接繋げるというより、間接的に購買意識を高める手段に近いため(現時点では日本人の体験が追い付いていない)、Webで言う所の、認知・接点の間接的な効果を分析することに近い。
今後、デジタルサイネージが様々な使われ方がされるようになった時点で本格的な分析が始まると思う。

※上記内容の無断転用掲載・酷似記事の出稿はお断りいたします。
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ある広報・宣伝部長の悩み

今日は日本人なら必ず知っているだろうと思われる、某大手メーカー企業の広報(宣伝)部長に対面してきた時の話を記載しておこうと思う。

クライアント名は記載できないが、どの企業も同じような悩み事は持っていると考えられるので情報共有として、考えるきっかけになれば幸いだ。

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エクスペリエンス設計と現状分析

過去2年分のシステムログと顧客の属性を掛け合わせて、ユニークリードの行動分析から検討プロセスの傾向を掴む。

以前から弊社で行っている分析の一つでもある。

タグビーコン型であれば、js埋め込み前の履歴は残っていないが、システムログであれば過去数年分を残しておくことが多い。

・広告流入のアトリビューション(間接)分析
・属性別の間接来訪分析
・企業IP単位のユニーク接触行動分析
・顧客セグメント別(要定義)別の訪問接触単位のインサイト分析

上記のようなニッチな分析を行うと、顧客の買うタイミング、比較検討の行動パターンを読み解くことができる。

コンバージョンする人は、過去何か月前から自社メディアに接触し、情報を検索し、どのタイミングでリード情報となるのか。

このようなデータは、一般的なアクセス解析ツールから読み解くのは大変である。

・レコメンドやスコアリングの設定チューニングをしたい
・顧客セグメントからナーチャリングの施策を考えたい
・コンテンツの出し分けを、顧客属性を元に整理したいが、現状が分からないなどの要望に対応している。

また、最近の傾向としては、営業の商談プロセスにおいてWebがどの程度使われているのかリアルの接触とネットの接触を掛け合わせてユニークリード単位に行動を追いたいというものだ。

ある程度、キーとなるIDを用意しておく必要があるが、ユニークリードを特定できるIDがあれば分析は可能である。キャンペーンID,商談IDと言った内容である。
応用すると、リアルの接点があった人はネットでどのような行動を取るのか、傾向を掴みたい場合も分析できるということ。

ここでは詳細を割愛するが、現状を把握すると様々な示唆を得ることができる。リニューアルのタイミング、顧客体験設計のタイミングなど、分析してみてはどうだろうか。


※上記内容の無断転用掲載・酷似記事の出稿はお断りいたします。
※上記を利用する場合は「(株)Nexal提供」と必ず記載ください。

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グローバルサイトの最近の取組話

忘れないうちに、グローバルサイトとローカルサイトについてブログにまとめておきたいと思う。

最近、製造系、機器系企業のグローバルサイトのリニューアル検討が進んでいるようだ。弊社にも様々なお問合せや相談毎を頂くが、特にグローバルサイトにおいては、現法や各パシフィックにおける運用体制や国毎の特性をどこまでサイトに反映するべきか、という点で悩む企業が多いようにも思う。(最近のセミナーにおいても、上記のような相談毎が多い)


日本語のサイトをそのまま訳せばいい時代は終わった。国の文化や商材、商流に応じて、Webをどのように位置付けるのか、緻密に戦略を練るようになってきたと考えられる。

また、国内対応が一旦落ち着き、本格的にネットを活用した海外展開が始まったと言える。

特に製造系分野においては、国内需要より海外需要の伸びしろが大きく、技術は高くとも海外でブランド力が無い企業にとって、インターネットを使ったタッチポイントの増加は早急な検討課題となっているようだ。


いわゆるマスメディアを頼らない、インバウンド・マーケティングの発想である。

サーチメディアやソーシャルまでを視野に入れ、自社メディアとの接触やブランド接点を多く作るためにどうすべきか、という戦略策定の部分。

各国において、関連ワードで検索した際に各ローカルサイトがヒットするか否か、まずそこから実態を把握することだ。ヒットしなければ、サイトに集客することもできない。
それには、グローバルサイトやローカルサイトを、パンフレット代わりではなく、マーケティングの視点で構築されているか、から改善しないとならないだろう。


また、twitterやFacebook、LinkedInなど様々なソーシャルメディアの活用が特にBtoCでは騒がれているが、BtoB、BtoBtoB(C)においては、自社メディアからの情報発信と、拡散するためのソーシャル連携が必要と考えられる。

ソーシャルメディア上に、自社アカウントを作りその中でコミュニケーションをとるべき発展国の対応も考えられる。しかし、まずはローカルサイトとグローバルサイトの位置付けを明確にし、この企業はどのような歴史とビジョンを顧客(実績)を持ち、製品の品質や取り組みを行っているのかなど、認知・理解をしてもらうことが先である。


また、既にマーケティングの視点でローカルサイトやグローバルサイトを構築し、ブランドもそこそこ浸透し、一定のリードを獲得できている企業であれば、次はリード育成や、各ローカルの受注拡大に貢献できる仕組みを構築する段階に来ていると考える。

海外数十拠点への展開は、3か年計画~5か年計画で進むことが多いが、リニューアルすることだけを目的にせず、その後のローカル運用までどう進めるべきか、長いスパンで計画しないと、リニューアルして終わりになってしまう可能性も高い。

構築に携わっている関係企業にとっては、クライアントと長い付き合いになるのかもしれないが、最初の戦略策定と具体的なアクションプラン(実行計画)が重要である。



※上記内容の無断転用掲載・酷似記事の出稿はお断りいたします。
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オンラインtoオフライン(O2O)の効果測定

ソーシャルメディアを中心にO2Oという言葉を耳にするようになってきたが、行動誘導または購買誘導型の自社Webサイトにおいて、Web閲覧者が店舗へ実際に足を運んだトレースをしたい、効果を測りたいという企業が増えてきている。

特に不動産、自動車、住宅設備系など、ショールームや店舗、営業所などへwebを経由して、どの程度送客できたのか、の数字を把握したいという企業である。


セミナーでも、よくこの内容について相談されることも多いが、トレースする仕組みが無い場合は、まずは仮設定することから数字を判断する。


■手法1:店舗でのアンケート
一番多い手法は店舗でのアンケート。一般的な設問は
「何を見て来店されましたか?」
「今まで見た記憶に残っているものは何ですか?」
と言った内容から効果を測るというものだ。

しかし、人の記憶など曖昧である。一番新しい記憶、または強く印象に残っているものしか覚えていないことが多い。


■手法2:Web行動を仮説として数字を把握
店舗ページを見た(開いた)&店舗の地図を印刷した、などのクリックアクションを仮ゴールとして設定しておき、数字を抑えておく。

この数字と実際の来店数の相関関係を見ておくと、商材によっては季節変動または傾向を、ある程度読むことが可能である。しかし効果測定としての数字の精度は低い。

または、店舗情報を携帯やメールへ送信する機能を実装する。

閲覧行動だけでは、信憑性が低いため、送信機能を実装し送信数で数字を把握する。
ただし、どちらも来店時には分からないため、精度は低い


■手法3:キャンペーンと称して、来店時にWeb発行ナンバーを控える
店舗に足を運ぶ際、Web閲覧時に発行されたナンバーを取得するような仕掛けを用意する。
何かもらえる、または割り引かれるなど、顧客にとってのメリットがあること。

この仕掛けを作ると、確実にWeb閲覧後の来店数を把握することができる。
ただし、全体の来店客数に対しての割合を判断するために、全体の来客数は店舗毎に押さえておく必要がある。


■手法4:スマホアプリとの連動
ソーシャルを活用したキャンペーンの効果測定を行う手法である。手法3と同じだが、仕掛けを用意するのにコストが掛かるため、全企業が真似できるとは思わない。キャンペーンの一貫で効果測定をお薦めする。

効果測定の方法が分からないと言う企業は、ご相談ください。
ただしキャンペーンを企画中にご相談頂いた方が、仕掛ける余裕ができます。
もしキャンペーン終わった後に相談される場合は、データの有無次第で読み取れる数字が限られてしまいますので、ご了承ください。


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ロイヤルカスタマに育成するCRMマーケティングプラットフォーム

顧客を獲得する『ジェネレーション』サイトから顧客との関係を構築する『ナーチャリング』という概念になりつつあるのは、時代の流れかもしれない。

※リードナーチャリングについて、いろいろ勉強したい方は、このブログの『リードナーチャリング関連』カテゴリをご参照ください。


今までリードナーチャリングと言うキーワードから、様々なエンタープライズ企業のコンサルに関わってきたが、最近BtoC事業において、この概念が広まり実装を考える企業が増えてきたと感じる。

顧客層を『潜在』、『顕在』、『見込み』、『既存(一見さん)』、『ロイヤルカスタマ』と分けた場合、どの顧客層と、関係を紡ぎマインドを醸成(育成)=ナーチャリングするのかという範囲
存在する。


例えば
・潜在層であれば、今ではソーシャルを活用したソーシャルCRMの概念に近いかもしれない
・顕在層であれば、自社メディアや手段を中心にしたコミュニケーション
・見込み層であれば、リアルの営業部隊と協業したコミュニケーションや相乗効果
・既存層であれば、2度3度とロイヤルカスタマに育てるためのコミュニケーション
と分けることができる。


特にBtoCの場合は、どの層に対してのナーチャリングなのか、社内で統一した概念やコンセプトが必要だと考える。

また、顧客層を上記のように分けるだけでなく、様々な軸でセグメント・カテゴライズし、そのカテゴリ別のナーチャリングプランを設定する企業も増えてきている。

そこで必要となるのか、カテゴリ別の醸成度合いを見える化するためのマーケティングプラットフォームである。上記を実装するためには、コンテンツ自体もカテゴリ別に定義する必要がある。

なぜなら、見える化するために一人ずつの行動を『スコアリング』し、コンテンツやコミュニケーションの手段を出し分ける必要があるためだ。


BtoBにおいてはリード情報は企業情報などから判断することが可能だが、個人を対象にしたBtoCは、特に個人の行動情報を機械学習的にデータを蓄積することによって、判定基準にする必要があるためである。数回のタイミングに分けて、カテゴライズ判断のためのリード情報をアンケートや診断コンテンツを元に、データ抽出することは可能であるが、ナーチャリングを前提としたWebの構造になっていないため、リアルタイムでデータが一元管理できていない企業が多い。

今後は、リニューアルのタイミングで、ユーザビリティやデザインと言った表向きの更新ではなく、裏の構造としてマーケティングプラットフォームの構築案件が増えると考える。


デザイン+IA構造からバックエンドのシステム構築まで全てトータルに請け負える企業が、今後優位性が高まると思われる。

マーケティングプラットフォームまで視野に入れたリニューアル案件を取りたいWeb製作企業は是非ご相談ください。



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視点別のWebサイトKPIとは

今年に入ってから、WebサイトKPI設定の相談が多い。
弊社は2007年から、日経BPコンサル社と一緒にエンタープライズ企業を中心にこのコンサルを提供しているが、2008年で一旦落ち着いたと思っていた。

私が外部メディアに初めに寄稿したのは2008年2月である。
・WebサイトKPI設定の必要性(外部へ飛びます)

現在、様々なメディアに露出している考え方も、上記の記事を中心に似たような路線で書いているが、設定方法や詳しい手順についてはブログでは一切公開していないので、独自に考えた方が、様々な意見や『やり方』を元に設定しているに違いない。


しかし、最近になって、もう一度KPIを見直したい企業が増えていると感じている。特にサイトリニューアルのタイミング、予算取りのタイミング、人事異動のタイミングで新たに設定、または見直すことが多いようだ。

WebサイトKPIを設定する際に考えないとならないのが、誰の視点で評価するのかということだ。

・実務担当者視点⇒日々更新、または運用している組織や担当者
・マネジメント視点⇒Webの責任を担う組織や、マネジャー層
・経営視点    ⇒web含む全体事業の責任者、部長または役員兼務の方

解析ツールベンダーやマーケティング専門企業が設定するのは、実務担当者視点でのWebサイトKPIである。

しかし、マネジメント視点や経営視点で考えた場合、事業全体から見るとWebはチャネルの一つ、手段の一つに過ぎない。

つまり、事業全体においてWebが収益向上にどの程度貢献したのか、という視点になるのである。

指標は〇〇貢献率となる。

例えば通販ECサイトなど、ネット上で売上が即座に算出できる事業であっても、事業全体から見れば、返品も含めてECサイトが全体収益において何%占めるのかが評価点となる。

百貨店など、リアル店舗を持つ企業がECサイトを運営する場合も同じである。
一概にWebサイトKPI設定と言っても、誰の視点で何をゴールに設定するのかによって指標設計は変わるのだ。

また先日のインプレスさん主催のセミナーでもお話させて頂いたが、

事業全体の目的からドリルダウンして考える際には、「How」
現場担当者からボトムアップで考える際には、「Why」

を繰り返すことによって、目的の因数分解(中間目的)は可能だ。逆に目的が設定されていないメディアやキャンペーンなどは、今後淘汰されていくに違いない。

事業会社は、収益向上が目的となるため、慈善事業以外、投資に対してリターンが測定できない内容に関しては、社内稟議が通らなくなるためである。

KPI設定の前に、『目的の細分化』 を定義することをお薦めします。

分からない場合は、ご連絡ください。



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